ジェロントロジーに関する耳寄りな情報 第12回(ジェロ・マガ Vol.12 [2021年8月18日]より一部抜粋) このコーナーでは、ジェロントロジーに関連する、日々の生活や今後の生き方に役に立つ、あるいは「耳寄りな」情報をお届けいたします。 —-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—- —-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—- 最近、ステッカー・シール会社が高齢ドライバー向けの「免許を取って半世紀」というステッカーを販売したことが話題となっていましたが、 今回は、車をよく運転される方やご家族に高齢ドライバーがいらっしゃる方などに関係してくる話として、新たな高齢運転者の免許更新手続きに注目してみたいと思います。 令和2年6月(第201回国会)において、高齢ドライバーの交通事故などを踏まえて、高齢運転者対策の充実・強化を図るための規定の整備等を内容とする道路交通法の一部を改正する法律が成立し、来年6月までに施行予定です。 75歳以上で一定の違反歴がある場合、新設される運転技能検査が義務付けられること、また、違反歴がない場合にも、タブレットを用いた新たな認知機能検査が導入されることが明らかになりました。 さらに、安全運転サポート車(サポカー)限定免許が創設されることとなっています。 詳しい改正のポイントは「2 高齢運転者対策の充実・強化を図るための規定の整備」をご覧ください。 車以外に生活の足がない状況や、コロナ禍で公共交通機関が使いづらいなど、高齢者でも運転せざるを得ない場合も少なくありません。 高齢ドライバーが安全に運転できるよう、日本自動車連盟(JAF)はエイジド・ドライバー総合応援サイトにて、運転に必要な機能をチェック・トレーニングするコンテンツを提供しています。 運転される方もされない方も、ご自身の身体の機能を知るために、活用されてみてはいかがでしょうか。