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ジェロントロジーに関する耳寄りな情報 第81回(ジェロ・マガ Vol.81[2024年5月28日]より一部抜粋)

このコーナーでは、ジェロントロジーに関連する、日々の生活や今後の生き方に役に立つ、あるいは「耳寄りな」情報をお届けいたします。

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今回は私が趣味に取り入れている登山に関連し、ハイキングやトレッキングの健康効果について調べてみました。

~ハイキング・トレッキングの健康効果~

 ①  生活習慣病や肥満、骨粗鬆症の予防

自然を楽しみながら野山や自然の小道を歩くことで、普段より長時間歩き続けることができます。そのため有酸素運動になり、生活習慣病や肥満などの予防改善にとても効果的です。

そして、アップダウンのある道は骨粗鬆症予防にもなると言われています。

②    バランス良く鍛えることができる

登り下りのある山道は足腰の筋力を鍛える筋力トレーニングとなります。主に使われる筋群は、腸腰筋や大腿四頭筋、大臀筋、ハムストリングスが挙げられ、登りと下りで短縮性筋活動と伸張性筋活動の両方を必要とするので、筋肉をバランス良く鍛えることができます。

また、石や岩がある自然の道を歩く際にはバランスを保つ必要があるため、歩きながら体幹が鍛えられます。

③    持久力の向上

標高が高い山では低酸素状態で運動を続けることでより循環器系に負荷をかけることができ、「高地トレーニング」として持久力向上のために使われることもあります。

④    リラックス効果

精神面でも自然の中を歩き、きれいな景色を見たりすることでリフレッシュすることができます。仲間と話しながら楽しく歩くことで、心身ともに健康になり、ストレスを和らげてくれます。

ここまで、ハイキングやトレッキングの健康効果をご紹介しましたが、もちろん登山にはリスクもあります。以下では登山を行う際の注意点をご紹介します。

~登山の注意点~

登山を楽しむ人口の増加に伴い、山での遭難など山岳事故の発生件数が増加しています。遭難事故発生の原因の多くは、基礎的な知識・技術の不足であり、初歩的な判断ミスだそうです。

「低い山だから大丈夫」、「天気がいいから大丈夫」という油断が重大な事故につながることがあります。これから登ろうとする山がどのような山なのか(難易度や天候の変化の可能性等)を十分調べた上で、視界が悪かったり体調が優れなかったりという不安があるときには、登山を中止することも検討し、安全に登山ライフを楽しみましょう!

~まとめ~

登山の良いところは、山によって標高や歩行距離が違い、またロープウェイや自動車である程度の標高まで行ける山もあり、距離を調整することができるため、自分の体調やレベルに合わせて目標設定がしやすい点や、登頂の達成感があり、ピクニック等と組み合わせて仲間と楽しく続けられるところだと思います。

個人的には登山後のビールと温泉も欠かせません(笑)

みなさんもぜひ、登山をした際は交流掲示板にご感想等をお聞かせくださいね!

★引用/参考

ハイキング・トレッキングの効果・歩き方・注意点(健康長寿ネット)

趣味:登山(健康長寿ネット)