「埼玉県神川町における健食地域創成事業」を学会報告

9月3日(金)にオンラインで実施された第23回日本感性工学会大会において、「ジェロントロジー研究協議会」の事業として実施した「埼玉県神川町における健食地域創成事業」について、(一財)日本総合研究所の並木幸久招聘研究員が発表いたしました。

本事業の概要は次の通りです。
埼玉県神川町町民の方20名を対象に食事の体質に関わる遺伝子検査を実施し、体質に応じた食事キットを週に4食以上食べることを1ヶ月間行って頂きました。さらに次の1ヶ月間は自らの体質に応じた料理指導を行い、自ら作った料理を食べることを促しました。
それぞれの終了のタイミングで健康意識調査や生体情報測定等による健康度の計測を実施し、被験者の健康意識及び健康度等の変化を把握したところ、健康意識について顕著な向上が見られました。

本事業の詳細については、以下から論文、発表資料からご確認頂けます。

論文:埼玉県神川町における健食地域創成事業-健康ナッジによるスマート・セルフケア・システム:体質別食事による健康意識開発-

発表資料

学会では聴講者から活発な質問があり、「このような取組が全国的に広がればよい」とのご意見も頂きました。

上記の「健食地域創成事業」についてご関心のある自治体や企業の方は、ジェロントロジー推進機構までお問い合わせ下さい